岡山は早島町にある古民家ゲストハウス


い草とは

い草(いぐさ)は畳おもて・ござの原料です。
い草栽培と花ござ生産は、かつて早島を代表する一大産業でした。
い草栽培が早島で盛んになったきっかけは、その地形が深く関係しています。

早島は昔、その名の通り海に浮かぶ島でした。
約400年前に干拓が始められ農地が整備されていきますが、干拓地の土壌は塩分が多く稲作には向きません。
そこで、塩分に強いい草が盛んに栽培されるようになったのです。

江戸時代中期には早島産の畳表が「早島おもて」と呼ばれ、高い評価とともに全国に流通していたことが記録に残っています。

明治時代には、花などの模様を織り込んだ花ござの生産も盛んとなり、アメリカを中心とした海外諸国に輸出されました。
1964(昭和39)年に、い草の作付面積、畳表の生産量ともに最高を記録しましたが、人々の生活様式や周辺地域の社会環境の変化により急激に衰退していき、2000(平成12)年には、ついにい草栽培農家がゼロになり、早島を代表する伝統産業は途絶えてしまいました。
私たちは現在、い草栽培を復活させ伝統と技術を継承するために、い草栽培経験者の指導と協力を仰ぎながらい草栽培にも取り組んでいます。

 い草は、伝統・自然・歴史・農業のすべてが詰まった早島の象徴的な存在です。
その象徴に思いを馳せ、伝統・自然・歴史・農業のクロスポイントとなるこの場所を
岡山ゲストハウスいぐさ と名づけました。
 

8つのこだわり

1. 風土づくり

「風土づくり」とは、「町づくり」や「地域おこし」の枠を超えた新しい価値の創造を指します。
早島を訪れて、また自分の住む処に戻る人が「風の人」とするならば、早島に住まう人、この地に生きる人は「土の人」です。
「風の人」と「土の人」、お互いが共鳴しあって「風土」が生まれると考えています。
来訪者と地域住民の交流を第一に考えて様々な取り組みを行います。

2. 暮らすように滞在する

早島にいながら、自分の家のように滞在できる、どこか懐かしくて温かみのある空間です。

3. 車座(くるまざ)

車座とは、多くの人々が輪のように内側を向いて並んで座ること。
上座も下座もなく、お互いの顔を見えるようにすることで、自由な対話を生み出します。
何ものにも属さない個人の立場から発言し、意見を交し合う。
夢や目標を持つ人が、同じ意思を持つ人々と語り合い、行動に結び付けていくような、対話を重視した場を提供します。

4. 伝統・自然・歴史・農業のクロスポイント

早島の一大産業であった“い草”には、伝統・自然・歴史・農業などのあらゆる要素が詰まっています。
それは、茅葺き屋根、花ござの手織り技術、広大な田園風景なども同様で、様々な背景やストーリーがあります。
これらの古き良きものに直接触れ、そこで暮らす地域の人と交流しながら、何かに気づいたり、新しいものを見つけたりできる場所です。

5. GLOCAL(グローカル)な場所

“GLOCAL”とはGLOBAL(世界)とLOCAL(地域)を合わせた造語。
GLOCALな場所とは、地球規模で考えながら地域に根ざした活動に結びつけたり、地域で得たものを世界に発信したりするきっかけを生み出す空間。
岡山ゲストハウスいぐさは、海外や全国各地からの旅人と地元の人とのクロスポイントであり、年齢、国籍、文化の異なる様々な人と交流しながら新しい何かを見つけられる場所です。

6. 四季を感じ、楽しむ

季節ごとの変化に富む早島。どの季節に滞在しても早島の自然、日本の四季を感じ、過ごすことができます。

7. 交通アクセスの利便性

新幹線の岡山駅から最寄りの早島駅まで電車で最短11分で、早島駅からは徒歩8分。車では瀬戸中央自動車道の早島ICから3分と、交通の利便性が非常に高いロケーションです。
市街地からそう遠くない場所にありながら、豊かな田園風景に触れることができます。
早島は、東西では大宰府と堺の中間地点、南北では出雲と四国の中間地点にあたり、歴史的に見ても古くから人・物資・文化・情報の中継地点として栄えた町でもあります。

8. くつろげる場所

田園風景の広がる歴史豊かな早島の穏やかな空気。
どこか懐かしい古民家でくつろいでいると、無意識に緊張していた体から力がすっと抜けて癒されていきます。
ゆったりと流れる時間を感じながら、のんびりと過ごせる空間です。


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