昔のままで、い草農業。
私たち岡山ゲストハウスいぐさでは、
昔と変わらないやり方で、い草の栽培を行っています。
これは夏ですが、
昔の早島の様子です。
い草の天日干しの作業ですね。
一日に3回ほど、干したいぐさを裏返す作業が
夏の炎天下の下行われます。
にわか雨が降ろうものなら、
急いで干したい草を中に入れます。
この時期は、猫の手も借りたいほどの繁忙期で
九州や四国からたくさんの日雇い労働者が集まっていました。
そして、これは今年の岡山ゲストハウスの管理するい草の
天日干しの様子。
ここ早島町で同じ作業を見る事ができるのは、今や私たちのい草の田んぼだけです。
全国からボランティアの方が応援に来てくれました。
みんなヘトヘトになりながらも、楽じゃないけど、忘れられない体験だと言ってくれました。
もっともっと一緒になって手伝ってくれる人が増えれば、
もっともっと忘れられない経験を共有できると思います。
こうゆう大変な作業だからこそ、
みんなですることによって、団結力が生まれたりしますね。
現にボランティアとの農作業は、
お互い知らない人同士ですが
開始早々、一緒に一つのゴールに向かって行く仲間です。
いぐさ栽培の体験は、けっこう大変ですが
だからこそ、一生に残る思い出になるのかもしれません。