岡山は早島町にある古民家ゲストハウス


い草のこれから。勝負はここから。

今週、いぐさweekということで、

5日間の農作業。

本日、無事にい草の植え付けが終わりました。

(植え付け手伝いにきてくれたみんな、ほんまにありがとう!!)

田んぼに入ったことがないと、3人組。きれいに植えてくれました。



 

この5日間、天気と田んぼとい草のこと。

それだけ頭にありました。

 

 

い草を育てるのは、楽ではないです。

ちなみにスタッフには、農業経験者はいません。

他の植物を育てるのだって同じなのですが、

生き物は正直です。

 

そして天気も、人間の都合に合わせてくれません。

天気が変われば、予定していたことが変わります。

土も生き物もいろんな環境の影響を受けて、

日々、変化します。

 

予定外のことばかり。

絶対、という言葉はないようです。

現代に、そんなものがまだ存在しているってことが最高です。

 

 

でも農業をする人の知恵はすごいです。

農作業のどんな小さなことでも、

何かの理由があるんです。

そして言葉を話さない自然の言葉を聞く。

い草を束にして先を丸めることで、横には倒れず、独立して立ちます。



 

以前、早島のい草についての本を、図書館で読みました。

「い草と早島の女たち」

こんな題名だったと思うのですが、

朝から晩まで、子供をおんぶしながら、い草を育て、織をしてきた

早島の女性達の回想録でした。

ーーー

生活を少しでも豊かにするため、子供達を食べさせるため、朝から晩まで織ったゴザも、

仲買人に安い値で言われ、涙が出るほど悔しかった。

農作業のつらさや、長時間の織の時、みんなでいぐさの歌を歌いながらやっていた。

(当時はそんな歌があったそうです。)

ーーー

全盛期だった時代の声を知りました。

読み入ってしまいました。

想像に絶する苦労ですが

この声が、これからのい草の、カギになるものかも。

 

 

とにかく

この地でい草を栽培して、それを伝えることが

どれだけ価値のあることか。

やっと分かってきた気がします。

 

どんな形で

私たち以外の人に、必要性を実感してもらうのか。

そしてどうやって、持続可能にしていくか。

 

勝負はここからだと思います。

熱心に話を聞いています。



ご予約
2015.08.22(土) 08:05