岡山は早島町にある古民家ゲストハウス


いぐさを育てる理由

最近、考えます。

私たちがい草を育てている理由。

 

今、倉敷のゲストハウス有鄰庵で、縁側ワークショップをやっているのですが、

板でつくった簡単な手織り機で、コースターを作ってもらっています。

たくさんの色のい草から、お好きな色を選んでもらうのですが、

みなさん「これがい草なんだ」とびっくりされます。

使うい草は、すべて私たちが育てたい草を使っているというのも驚きのようです。

 

始める前には、岡山のい草の話をします。

今では栽培する農家さんも少なくなってしまったことや、畳の話まで。

「へー知らなかった。」とみなさん反応してくれます。

少しづつですが、いろんな方に岡山のい草を知ってもらうことが大切なんだと思います。

縁側ワークショップの様子。



 

また、最近、農作業をしていると、

町の人が声をかけてくれます。

若者たちが集まって、網掛けやら、肥料まきをしているのを見て、

「もっと、こうして!」「それじゃあいけん。」

 

もともと、みんなこの辺りの人は、いぐさ農家。

繁忙期は小学校も休校になり、

子供も大人もみんなで、作業をしたそうです。

網掛けについて、やり方を教わっています



そんな、昔のころを思い出すのか、

道すがら、おばあさんが、大きな声で、教えてくれます。

それを見ていてなんだか本当にうれしくなりました。

「い草を育てるのは大変じゃ」「お金にもならんし、しんどいし」

みなさん、そうは言いますが、やっぱり、誇りに思っている、何かがあるんだろうと思います。

楽しかったことも、しんどかったことも、い草をみんなでやった時代にあるんだろうなと。

 

こんな感じで、自然と町の人が田んぼに来てくれて、

昔話をしたり、ゲストハウスにいる人間とのいろんな出会いがあったり、

それで、みんなが元気になれば、ほんとにいいと思います。

 

ワークショップや、いぐさ農業体験などを通して、

い草を知らない方と、町の人を、もっともっとつなげていくことの

大切さを考えている、今日この頃です。

ワークショップに参加してくれた方が作ったコースター。とても気に入ってくれたようです。



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2015.06.29(月) 09:28