届け先のわからない手紙を預かる『漂流郵便局』が瀬戸内の島のどこかに。
岡山ゲストハウスいぐさのある早島町の図書館はなかなかよい本がたくさんあります。
たまに、本を読みたくなってふらりと立ち寄ります。
先日、何気なく手に取って面白そうだったので借りた『漂流郵便局』。
届け先のわからない手紙を預かる郵便局。
そこには亡くなったパートナーへの手紙や、これから生まれてくるこどもに宛てた手紙
過去や未来の自分に宛てた手紙など、たくさんの想いのある手紙が届きます。
とっても愛の深い、素敵な本でした。
そして偶然にもこの漂流郵便局は瀬戸内の島のひとつ「粟島」にあるとのこと。
当初2013年の瀬戸内芸術祭の期間だけのアート作品だった漂流郵便局。
それが、芸術祭が終わっても漂流郵便局にたくさんの手紙が届き続けた。
それが常設となった理由のようです。
読んでるそばから惹きつけられるこんな磁力を持った本、物語、そして舞台となる島。
こんな素敵な島を紹介せずにはいられない。
次の休みは粟島へ行こう。
→5月18日スタッフブログ『漂流郵便局』の粟島へ。
【岡山ゲストハウスいぐさから粟島へのアクセス】
早島駅~詫間駅 JRで約1時間(最安で1150円)
詫間駅よりコミュニティバス詫間線・名部戸行きに乗車して約20分。(100円)
「須田」というバス停で下車し須田港まで徒歩1分
須田~粟島 15分(330円)
本との偶然の出会い。これも旅の一部だ。