雨の中少年たちは岡山ゲストハウスいぐさに訪れた。
岡山ゲストハウスいぐさに
ある日、当日予約が入りました。
電話での予約。男性2名。
最近は冬休みシーズン、青春18きっぷシーズンもあいまって20代前半のゲストさんも多く訪れる。
今回いぐさに訪れた2人組は
なんと高校生でした。
家族連れの中の高校生、ということであればなんら珍しくはない。
今回訪れたいっしー、はっしーは高校の先輩後輩の仲で、冬休みを利用し
自転車でサイクリングの旅に出ることにしたそうだ。
自らの意思でここゲストハウスいぐさを訪れた最年少かもしれない。
少なくともここ半年に限ってはそうだ。
いぐさに訪れた日は姫路から110キロの道のりをはるばる自転車を漕いで来たのだそう。
大きな荷物を自転車にくくりつけ、一生懸命漕いで来て疲れたろうに、顔にはさわやかな笑顔。
今回の旅で初めてゲストハウスに宿泊し、気に入って各地で利用していると話してくれた。
はきはきした礼儀正しさと快活さは、見ていて誰しも応援したくなる。
ちょうど彼らが着いた日にはみんなで鍋をしようか!と話していて
みんなでテーブルと鍋を囲み話に花が咲く。
少し彼らをうらやましく思った。
高校生の時から、こんな楽しい旅の仕方をしているなんて。
どんどん素敵な大人になっていくんだろうなって思って。
次の日彼らは雨にも関わらず、万全の体制を整えて
次の目的地「尾道」へ颯爽と旅立っていったのでした。
雨の日なのに何故かすがすがしい朝でした。