自転車の旅人スチュアート、旅帳に思い出を
またまたおもしろいゲストさんが来ています。
イギリスのロンドンから来たスチュアート。
普段はフォトグラファーのお仕事をしている彼、
3か月、自転車で日本中を旅しています。
「日本が大好きだよ。何が好きかって? 人、文化、風景なにもかもだよ」
そう言っている最中でも、カメラをぱしゃり。
早島の田んぼにかかる夕日を見ながら、
「信じられないくらいキレイだ。日本の風景だね」
スケジュール帳には、これから行く先のルートや、かかる時間などがびっしり。
かなり計画的に、自転車の旅を続けているようです。
「ここも行きたいから、ここでペースを速めて・・」
スケジュール帳と地図を見ながら、何やら独り言。
最後には「ああ!時間が足りない!!」
と首を振っています。
そんな彼、今日は、行く先々で集めた物を整理。
日本では見慣れたお菓子のパッケージや、レシート、誰かの覚書きなど、
素早く、そして完璧なレイアウトで、旅帳に貼っていきます。
その中に、ひときわ目を引く、古い写真が。
「京都で手に入れたんだ。いいでしょ。」
古いセピア色の写真には、どこかの、誰かの家族が映っています。
「この写真の家族は、今はどうしているのかな?」
そんなことを言いながら、出来た旅帳に満足していました。
何か日本の旅にノスタルジーを感じているのかもしれません。
今朝、彼は四国に向かって旅立ちました。
冷蔵庫にタバスコを忘れたそうで、
また寄ってくれるようです。