ルーシーのいぐさ体験記
イギリスから来たルーシーは、
日本に長期滞在しています。
旅に出た理由は、いろいろあるみたいですが、
とにかく、いろんなものを見てみたい好奇心らしいです。
直島へ行った次の日は、
一日ずっと、本を読んでいたり、
ふらっと外へ出たりと、
ゲストハウスでの5日間、
とても彼女らしくゆったりと過ごしています。
「時間だけはたくさんあるから」と笑いながら言っていますが、
時間があるってお金よりももっと贅沢なことかもしれないですね。
そんな彼女が、いぐさの手織りと、
和紙作り体験をしてくれました。
手織りでは、い草の色を選ぶところから一苦労。
一つ一つゆっくり吟味しながら、
お気に入りの色を選びます。
3時間くらい織り続けて、彼女だけの柄が出来上がりました。
次は和紙作り。
紙を漉くのは初めてだと興奮しつつも、
とっても丁寧に作ってくれました。
乾いたら持って帰れるよと言うと、
とっても喜んで、
「これを見て、いつも、ここのこと(ゲストハウス)を思い出すわ。」
と言いながら、
冷たい水でかじかんだ手を、
ストーブの前に座って、長いこと温めていました。
旅の過ごし方は人によって様々ですが、
ゲストハウスいぐさで、心に残る体験はいかがですか?