【はやしま町歩き♪】早島は昔、瀬戸内の島々のうちのひとつだった。
先日、岡山古民家ゲストハウスいぐさにて地元学で有名な東京農工大学の福井教授、早島町の観光ボランティアガイドの方々、早島に縁のある方にお越しいただいて早島町歩きを行いました。
内容は、早島の地形、水路、歴史などから早島に眠る魅力を紐解いていくような感じです。
スタッフはそれぞれ『水路』、『かつて海だった早島』、『い草の歴史』、『江戸~明治にあった早島の店』、『秋祭りでつかわれる鬼のお面について』などなどを早島をよく知る方々のご協力を得ながら調べて行きました。
また、実際に町を歩いて鬼瓦の種類の多さだったり、冬にも関わらず町中がお花で彩られている早島の町民性、神社がいたるところにあり、かつて金比羅往来で栄えた痕跡などを目で見て感じ、考えるよい機会となりました。
早島を知る方はご存知のとおり、早島は昔、島でした。
岡山古民家ゲストハウスいぐさの目の前の道路を境に南側が海だった、と言われています。
それを物語る石などを町を歩きながら発見すると、ずーーっと昔の早島に思いを馳せて何故かどきどきしたりもしました。
現在瀬戸内海にある直島や、豊島と同じように、早島も点在する島々の内のひとつだったと思うと興奮してしまう…。
江戸時代に全国的に干拓を進めた時代がありました。
新地造成により出来た土地は塩が抜けるまで相当の時間を要するようで、塩分に強いい草や綿が栽培されるようになったのが早島のい草の始まりになっているようです。
い草産業が栄えたのには当時の時代背景から、土地の事情など様々な理由があったのですね。
スタッフはほとんどが岡山県外出身であり、今もまだまだ早島を語れるレベルではありません。
ただ、ここ早島にある魅力をスタッフ全員が感じています。
それをうまく言葉にできるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、
言葉になる前の、そのカケラたちは今私たちの手の中にあるような気がします。
もっともっと早島を勉強して、早島に縁あって訪れる旅人達に魅力を伝えられるように精進していきたいと思います。
もちろん東西南北の観光地にもアクセス抜群なので、
私達の理想は岡山古民家ゲストハウスいぐさを拠点に各地に出向きながらのんびり滞在し、早島の持つ空気感を五感で感じて早島を大好きになってもらうこと。
第2の帰る場所、とまで言ったら大袈裟かもしれないけれど、そんな風に思ってもらえたら私達は幸せです。
きたる2月14日、15日に今回お越しいただいた福井教授をお招きし、
「地域文化で起業しよう!~日本を再生する若者へ~」と、いう
一泊二日のグリーンツーリズム研修会を行います。
その土地に眠るDNAを掘り起こして発信する具体的な方法を成功事例から学びます。
詳しくはお問い合わせください!
086-441-0021