岡山古民家ゲストハウスいぐさのある早島町にてい草のお飾り作りが催されました☆
早島町の有志で運営されている『はやしま国際塾』で企画されたイベントに参加させていただきました。
『はやしま国際塾』では世界に興味のある中学生が中心に集い、国際交流をしたり、早島の文化を学んだりするそうです。
前々から気にはなっていましたが、町民も参加できるとのことだったのでお邪魔させていただきました!
会場には元気な中学生や岡山大学に通う学生、交換留学生など、たくさんの方たちがいて活気に溢れていました。
そして、カラフルない草が!!

きれいに染められたい草
本来、お正月に飾るお飾りはわらで作られますが、ここ早島はかつてい草の一大産地だったこともあり、
早島では毎年い草でお飾りをつくるそうです。
まずは、スタッフの方がデモンストレーションをしてくれました。
まずはい草を2色選びます。
それから、二人一組になり、お飾りの土台となるい草をつくります。

ねじりが肝心!!
一人はい草の根元を持ち、ねじるのを支える役割、もう一人はい草をねじっていきます。
スタッフの方は腰を入れながら「よいっ!よいっ!」と見事にねじっていく。
それを見ていると「お!けっこう簡単そう…」と思います。
ところが!!やってみるとなかなか難しい…。
2色の束をそれぞれ両手に持ち、束自体を右にねじりながら2つの束は左周りにねじっていく。
ねじり加減と力の入れ加減で完成が決まります。
スタッフの方に、
「左手をもっとねじって!」
「お!上手になってきた!せっかくだから最初からやり直そう!」
と、励まされながらなんとかい草の土台をつくりあげました。
選ぶ色でかなり印象が左右されますが、みんな思い思いに自分の好きな色でつくっていってました。
その後は、松ぼっくり、水引き、なんてん、きんかん、稲穂などの装飾品をいろいろ飾りつけて完成です!!
ゲストハウスいぐさのお飾り完成品はこちら!

ゲストハウスいぐさのお飾り完成♪
最後にみんなでぜんざいを食べて解散。
楽しい催しものでした!
それにしても、い草お飾り作りのイベントの準備は相当時間がかかったんだろうな。
なんてん、きんかん、まつぼっくりなど全てスタッフの方がとってきてくださったらしく、まつぼっくりは金色や銀色に色を塗ったり針金を通せるように全てに穴を開けてあり、本当に手間のかかる作業だったと思います。
楽しい催しものに参加させていただきましてありがとうございました!